中高生31人 看護の仕事体験 藤枝市立総合病院

 藤枝市立総合病院は4日、中高生を対象とした「看護部1日職場体験会」を実施し、県中部の中学2年から高校3年までの生徒31人が現場で看護の仕事を体感した。

バイタルサインの測定を体験する生徒=藤枝市立総合病院
バイタルサインの測定を体験する生徒=藤枝市立総合病院

 看護師による講話が行われ、生徒は同病院の機能や看護の役割、魅力、大変さを学んだ。4グループに分かれ、防護服の着用やバイタルサインの測定を体験。救急病棟や手術室、臨床工学センターなど院内の施設を見学し、現場の雰囲気も確認した。集中治療室(ICU)や一般病棟といった各部署の看護師は仕事内容とやりがいを紹介し、看護の魅力をアピールした。
 参加した清流館高2年の中村好花さん(16)は「具体的な仕事を見たくて参加した。普段は見ることができない施設を見て、看護師が改めて格好良い仕事だと感じた」と話した。

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