あしたか訓練校 学生4人PR隊員 沼津

 静岡県立あしたか職業訓練校(沼津市宮本)はこのほど、学生4人をPR隊員に任命した。活動状況を母校の教員に伝え、新入生確保につなげる。

PR隊員に任命され決意表明する学生=沼津市の県立あしたか職業訓練校
PR隊員に任命され決意表明する学生=沼津市の県立あしたか職業訓練校

 山脇和哉校長が委嘱状を手渡し「皆さんの成長した姿を見せれば母校の先生は喜んでくれ、本校のPRになる」と呼びかけた。4人は「アビリンピックの県大会で1位になったことを報告する」などと決意表明した。
 訓練校は障害のある人に1年間の職業訓練を行う。コンピュータ科と生産・サービス科の2科4コース。障害者法定雇用率上昇を背景に、企業が特別支援学校などの卒業生を直接採用することが増えた影響で、近年は定員割れが続く。山脇校長は「生活と技能の両面で社会人としての基礎が身に付き、就職後の定着率が上がる」と訓練校で学ぶメリットを語る。

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