廃棄物処理施設の敷地位置など了承 浜松市都市計画審

 浜松市都市計画審議会(藤井康幸会長)はこのほど、市役所で本年度初会合を開いた。西区坪井町の廃棄物中間処理施設の新設工事について、敷地の位置などを審議し、了承した。
 工事を予定するのは太洋サービス(西区篠原町)。約2万6千平方メートルの敷地に、市内の食品残さや食品製造過程で発生する規格外廃棄物、農作地の農業残さなどを破砕、乾燥、中和するバイオマスの中間処理施設などを新築する。操業は365日(1日24時間)。
 市側は担当課職員が、敷地の位置は都市計画上の支障がないことに加え、同社がこれまでに関係条例に基づく地元説明を行い、地元の篠原地区自治会連合会と環境保全協定を締結した経緯などを説明。浸水対策として実施する盛り土、交通事故防止に配慮した搬入搬出ルートの計画も示した。
 今後は市開発審査会による審査などに進む。

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