てんかん啓発 ゆるキャラ愛称「えっぴー」に
てんかん患者でユーチューバーとして活動する浜松市西区の会社員中村真二さん(33)は7日までに、てんかんへの理解を広める「ゆるキャラ」の名前を公募した結果、117件の応募の中から「えっぴー」に決定したと発表した。てんかんの英語「エピレプシー」を基に、子どもでも呼びやすく親しみを持てる響きにした名前だという。
応募があった「てんてん」「てんちゃん」「てんくん」などの候補の中から中村さんが選定した。既にえっぴーのSNSアカウントもインスタグラム(eppii_tenkan)とX(旧ツイッター、tenkan_yuru)に作り、周知を図っている。
中村さんは4月以降、クラウドファンディング(CF)でゆるキャラ作りの資金を募り、152万円が寄せられた。ゆるキャラのデザインも公募し、7月に大阪府の「くりえーたーえす」さんの作品を選定。今後はCFの返礼品や一般販売用に缶バッジなどのグッズを作り、啓発に取り組む。