ソフトボール 長泉北 V3は逃す 第2代表で3年連続全国 東海中学総体

 東海中学総体は7日、ソフトボールなどを行った。ソフトボールは昨年全国3位の長泉北が2-1で治郎丸(愛知)との準決勝にサヨナラ勝ち。決勝は0-7で明和(三重)に完敗したが、東海第2代表として、3年連続で全国中学校体育大会(全中)に出場する。

ソフトボール準決勝 長泉北―治郎丸 1失点完投でサヨナラ勝ちを呼び込んだ長泉北の主戦上野=愛知・豊明文化広場勅使グラウンド
ソフトボール準決勝 長泉北―治郎丸 1失点完投でサヨナラ勝ちを呼び込んだ長泉北の主戦上野=愛知・豊明文化広場勅使グラウンド

▽決勝
明和(三重) 7―0 長泉北

上野3試合完投 剛腕ぶりを発揮  6日の1回戦に勝って既に3年連続の全国切符をつかんでいた長泉北。東海3連覇こそ逃したが、東部予選から1人でマウンドを守ってきた主戦上野が豪腕ぶりを発揮した。
 全国を懸けた1回戦で完封。治郎丸(愛知)との準決勝も二回にソロ本塁打を浴びたが、その後は、強い回転で伸び上がる速球と得意のチェンジアップを制球良く投げ分け、凡打を量産した。1失点完投でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
 昨年は中堅手で全国3位に貢献したが、投手不在の新チームからマウンドに立つ。「打たれてもみんなが守ってくれるから大丈夫。仲間への信頼が自信ある投球につながった」。3試合で計217球を投げ抜いた。
 ダブルヘッダーの決勝は疲労で制球が甘くなり、打ち込まれたのもいい経験。「きわどいコースを常に投げられるように仕上げる」と全中を見据えた。
 (北井寛人) 

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