⚽藤枝MYFC 最後までゴール遠く 大分に0―1 サッカーJ2第30節

 明治安田J2リーグは12日、各地で第30節の6試合が行われ、藤枝は大分に0─1で敗れた。

大分―藤枝 前半、ドリブルで攻め上がる藤枝のMF横山(10)=レゾナックドーム大分
大分―藤枝 前半、ドリブルで攻め上がる藤枝のMF横山(10)=レゾナックドーム大分


②レゾド(大分2勝)▽観衆11021人  大分 14勝7分け9敗(49) 1(1―0 0―0)0 藤枝 10勝7分け13敗(37)
▽得点者【分】鮎川(1)


新戦力、流れ変えられず  藤枝は新戦力を試しながら6戦ぶり勝利を狙ったが最後までゴールが遠く、敵地で大分に0―1で惜敗した。
 互いに同じ陣形を敷くミラーゲームで、攻撃の組み立ての精度が勝負を分けた。前半からDFラインで余裕を持ってボールを回し機を見て縦に速いパスを入れる大分に対し、失点は33分、無理なバックパスから自分たちでバランスを崩した。
 その後は守備ラインを少し下げ全体をコンパクトに保つと、MF横山、WB榎本を軸に攻撃の時間ができた。
 後半開始から前節に続き中川風と田中を同時投入。17分にはハイプレスから榎本が惜しいシュートを放った。さらに西矢、レオナルドと新加入選手をピッチに送り込んだが決定機をつくれなかった。
 シュート数は相手の半分以下の4本。ゴール前で1タッチパスをつないでもシュートまで持って行けない場面が目立ち、須藤監督は「決定的に足りないのはゴールネットを揺らすこと。シュートを打って風穴をあけないと」と苦言を呈した。

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