紙製のオルガンパイプ作ったよ 児童が音の鳴る仕組み学ぶ 浜松市文化振興財団が講座 

 浜松市文化振興財団は14日、オルガンパイプを手作り体験する講座を中区のアクトシティ浜松で開いた。市内を中心に小学生と保護者約40人が参加し、音の鳴る仕組みについて学んだ。

紙製の手作りパイプで音が鳴るのを確認する参加者=浜松市中区
紙製の手作りパイプで音が鳴るのを確認する参加者=浜松市中区

 四角すいと四角柱の組み合わせで作ったパイプに空気を吹き込むと、振動で音が鳴る仕組み。参加者は専用の型紙で部品を切り分けて組み立てた。色ペンとマスキングテープで装飾したオリジナルのオルガンパイプを製作した。
 パイプに息を吹き込んで音が鳴ることも確認した。祖母と兄弟で参加した有玉小5年の中村凉君(11)と同2年の旬君(7)は「飾り付けが楽しかった」「紙で音が出るパイプができてすごい」などと声を弾ませた。
 体験後は同館の本物のパイプオルガンを見学した。

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