児童のプログラミング 知徳高生サポート ICT特化コース新設に先駆け 長泉

 長泉町の知徳高は16日、町内の小学5、6年生を対象にしたプログラミング教室を同校で開いた。児童は情報ビジネス科の教員や生徒のサポートを受けながら、ゲームを作成した。

小学生のサポートをする生徒=長泉町の知徳高
小学生のサポートをする生徒=長泉町の知徳高

 同校が来年度、情報ビジネス科にプログラミングや動画編集などICT活用に特化した「ICTソリューションコース」を新設するのに先駆けて開いた。11人が参加し、リンゴなどの果物が落ちるのを猫が取ることでポイントが加算されるゲームを作った。果物ごとにポイントをつけたり、ランダムに落ちたりするようプログラミングした。
 長泉北小5年の栢望結さん(11)は「指示を組み合わせて、ゲームを作るのが楽しかった」とほほ笑んだ。サポートした同校2年の増田颯さん(16)は「プログラミングを通して、ものを作り出すことの面白さを感じてくれれば」と話した。
 (東部総局・天羽桜子)

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