活動制約の生徒に光 高校生団体企画 沼津で19日ステージ発表
沼津市内の高校生が日頃の活動成果を披露する「100SAI祭in numa summer」が19日、同市のキラメッセぬまづで開かれる。コロナ禍で多くの制限を受けた生徒に晴れ舞台をつくり、市制100周年を盛り上げようと、高校生団体「沼津ハイポート」が企画した。メンバーは18日、会場の準備に励んだ。
メインのステージでは、飛龍高和太鼓部と加藤学園高応援団、桐陽高軽音楽部、沼津市立高バトン部がパフォーマンスする。沼津ハイポートは子どもが楽しめる巨大迷路を用意する。代表の望月来夢さん(17)=飛龍高3年=は「イベント運営やパフォーマンスで高校生の力を感じてほしい」と来場を呼びかける。
沼津ハイポートは2017年の結成以来、ボランティア活動やイベントの運営協力を続けてきた。イベント中止が相次いだコロナ禍の行動制限がなくなったのを機に、「失われた舞台や青春を取り戻したい」と初めてイベントを企画した。
クラフト作家によるワークショップや飲食ブース、高校紹介コーナーもある。午前10時から午後4時。誰でも入場できる。無料。
(東部総局・矢嶋宏行)