静岡県内6大学が合同オープンキャンパス 藤枝で高校生と交流

 藤枝市と包括連携協定を結ぶ静岡県内6大学でつくる市大学ネットワーク会議は17日、高校生を対象にした合同オープンキャンパスを市産学官連携推進センターで開いた。各大学の学生と職員らが進学を希望する高校生の質問や相談に応え、交流を深めた。

合同オープンキャンパスで高校生の質問に答える大学生ら=藤枝市産学官連携推進センター
合同オープンキャンパスで高校生の質問に答える大学生ら=藤枝市産学官連携推進センター

 6大学は静岡産業大、静岡大、常葉大、静岡福祉大、県立大、静岡理工科大。学生と職員は各ブースに高校生を呼び込み、マンツーマンや集団で対談した。大学や1人暮らしの生活、各学科の授業内容、受験に備えた勉強方法など高校生が知りたいことに丁寧に対応した。
 6大学連携共同講座「しずおか中部“未来学”」も行われ、県内の高校生58人が参加した。「ポストコロナの地域の未来」をテーマに、各大学の経営学部や理工学部、子ども学部といった専門分野の教授らが講義した。
 県内大学への進学を希望する藤枝東高2年の藤原楓夏さん(17)はオープンキャンパスと共同講座に参加し、「具体的に学べる内容と自分の将来への考え方を知ることができた」と話した。

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