大木(飛龍)が銅 男子1500自、400自覇者の意地見せる 全国高校総体・競泳

男子1500メートル自由形決勝 15分29秒53で3位の大木優瑠
男子1500メートル自由形決勝 15分29秒53で3位の大木優瑠
男子1500メートル自由形決勝表彰台でメダルを手にする大木優瑠。15分29秒53で3位に入った=野幌総合運動公園水泳プール(写真部・二神亨)
男子1500メートル自由形決勝表彰台でメダルを手にする大木優瑠。15分29秒53で3位に入った=野幌総合運動公園水泳プール(写真部・二神亨)
男子1500メートル自由形決勝 15分29秒53で3位の大木優瑠
男子1500メートル自由形決勝表彰台でメダルを手にする大木優瑠。15分29秒53で3位に入った=野幌総合運動公園水泳プール(写真部・二神亨)

 400メートル自由形覇者の意地を見せ、銅メダルを死守した。男子1500メートル自由形で大木(飛龍)は4位以下の追い上げを退け、再び表彰台に上がった。
 全力を出し尽くした400メートルから長距離の1500メートルへ、スピードと体力配分の切り替えが難しかった。決勝は100メートルのラップを「できるだけ1分で行く」と前半でリードする展開を考えていたが、前日の予選で大会新を出した今福(大阪・四條畷学園)が飛び出した。500メートルまでに5秒以上差をつけられ、「この距離を取り返すのは難しい」とメダル圏維持に目標を切り替えた。
 最後100メートルは1分を切ってラストスパートを掛け、4月の日本選手権B決勝で出した自己ベスト15分27秒71からは遅れたが、後続を振り切った。「できることはやれた」と二つのメダルを獲得した今大会を振り返った上で、「大学に行ったらこのタイムでは戦えない。もっと強い選手になりたい」とさらなる成長を誓った。

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