児童 井川の山道駆け抜け 山岳レースの望月将悟さんら講師

 静岡市葵区井川地区のレクリエーション施設「県民の森」周辺の山道を巡る「将悟キッズ こども山遊びの会」がこのほど、小学生を対象に開かれた。県中部で陸上教室などを展開するラン・スポーツ松本塾(焼津市)が企画し、県内の小学3~5年生10人が参加した。

山道を駆け抜けた「将悟キッズ こども山遊びの会」=静岡市葵区井川地区の「県民の森」
山道を駆け抜けた「将悟キッズ こども山遊びの会」=静岡市葵区井川地区の「県民の森」

 井川地区出身で本州を横断する山岳レースで4連覇した同市消防局勤務の望月将悟さん(45)と、同塾の代表で元マラソン選手の松本真由美さん(56)が講師を務め、約5キロの山道を駆け抜けた。子どもたちは両手を使ってバランスを取るなど山道を走る際の注意点を学んだ。その後、同地区で採れたジャガイモやキュウリを自分たちで調理して味わった。
 松本さんは「大自然の中で体を動かし、自然を愛する心を育んでもらえれば」と話した。
 (社会部・白鳥壱暉)

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