自作手鏡を浜松市社協に寄付 東区の高林さん 大手楽器メーカーでの経験生かし

 浜松市東区有玉南町の高林泰則さん(74)が25日、市社会福祉協議会に手作りの手鏡30個を寄付した。同協議会は市内5カ所のふれあい交流センターなどで利用する予定という。

手鏡を寄付する高林さん(右)=浜松市中区
手鏡を寄付する高林さん(右)=浜松市中区

 市内の大手楽器メーカーの家具部門で製造に携わっていた経験を生かして高林さんが製作、デザインした。30センチほどの大きさでメープルやチークなどの木材を使用。別種類の木材を埋め込んでブドウの形を表現するなど工夫している。
 中区の市社会福祉協議会を訪れ、同協議会の山下文彦常務理事に手渡した。高林さんは「木はぬくもりがある。木の良さを知ってもらえれば」と語った。

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