「乳化」実験に驚き 小学生向け科学教室 浜松市中区

 浜松市内の小学5、6年生約60人が2日、中区の浜松科学館で開かれた「ユネスコ科学教室」(市主催)に参加した。「身の回りの化学」をテーマに、浜松ユネスコ協会のメンバーの指導を受け、水と油を混ぜる実験や、硬貨で電気を発生させる実験に取り組んだ。

実験に挑戦する児童=浜松市中区の浜松科学館
実験に挑戦する児童=浜松市中区の浜松科学館
実験の説明を聞く児童=浜松市中区の浜松科学館
実験の説明を聞く児童=浜松市中区の浜松科学館
実験に挑戦する児童=浜松市中区の浜松科学館
実験に挑戦する児童=浜松市中区の浜松科学館
実験に挑戦する児童=浜松市中区の浜松科学館
実験の説明を聞く児童=浜松市中区の浜松科学館
実験に挑戦する児童=浜松市中区の浜松科学館


 水と油の実験は、油が入ったコップに食紅で着色した水を一滴ずつ垂らし、棒でかき混ぜて変化を観察した。コップに中性洗剤を入れることで水と油が混ざって「乳化」が起きる現象を目にし、児童は驚いた表情を浮かべた。
 10円玉と1円玉の間に食塩水に浸した紙を挟み、電気を発生させ、電子オルゴールを鳴らす実験にも挑戦した。硬貨と紙を交互に重ねるほどオルゴールから大きな音が流れ、「すごい」「音がちゃんと聞こえた」などと笑顔を見せた。
 北浜小6年の小玉夏菜子さん(12)と井谷優斗さん(12)は「いろんな実験で新しい発見があって楽しめた」と話した。
 (浜松総局・小林千菜美)

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