俳優・田中道子さん 故郷・浜松は「エネルギーもらえる場所」 市広報番組、10月に放送

 浜松市出身で、市やらまいか大使を務める俳優の田中道子さんが5日、市広報番組「NEW 浜松ふかぼり部」の撮影に合わせて市役所を訪れ、中野祐介市長に故郷・浜松への思いなどを語った。

故郷・浜松への思いなどを語る田中さん=浜松市役所
故郷・浜松への思いなどを語る田中さん=浜松市役所

 番組は「田中道子のはままつアートな旅」と題し、静岡文化芸術大(中区)で都市デザインや建築などを学んだ田中さんが「芸術」をテーマに市内の見どころや魅力、楽しみ方を自身の目線で伝える。芸術の秋に合わせて10月にユーチューブの市公式チャンネルなどで放送する予定。
 撮影前に市役所を訪れた田中さんは浜松について「新幹線に乗ってアクトタワーが見えたくらいから心がやすらぐ。初心に返ることができ、エネルギーをもらえる場所」と笑顔を見せた。「大好きなので毎月のように帰ってきている」と言い、先月の帰省の際には約10年ぶりに阿多古川で思い切り遊んだという。
 浜松の芸術文化は「アクト通りや新都田など、まち全体を巻き込んだアートな空間があってとてもぜいたく。秋野不矩美術館も一、二を争うほど心に刻まれた美術館」とPRし、「市内外の人に浜松の魅力を知ってほしい」と呼びかけた。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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