富士山静岡交響楽団が生演奏 浜岡北小で鑑賞会 体験プログラムも
御前崎市の浜岡北小で12日、富士山静岡交響楽団の音楽鑑賞会が開かれた。全校児童約160人がオーケストラの迫力ある生演奏に聴き入ったほか、一緒に楽器を演奏するなど音楽の楽しさに触れた。
会場となった体育館でオーケストラ総勢53人がスーザの「星条旗よ永遠なれ」やチャイコフスキーの「ワルツ」などのクラシック曲を披露し、美しい音色を響かせた。
参加型プログラムも多数用意され、指揮者体験では児童が実際にタクトを振り、楽団がベートーベンの楽曲を演奏した。オーケストラの演奏に合わせて子どもたちがタンバリンをたたいたり、鈴を鳴らしたりする企画もあり、“共演”を果たした子どもたちは「楽しかった」と声を弾ませた。
この音楽鑑賞会は、子どもが文化に触れる機会を創出するため県と県文化財団が実施した。