例祭へしめ縄作り 黙々 力自慢の6人が汗 御前崎・下水神社

 御前崎市池新田の下水神社で10月上旬に行われる秋の例祭に向け、住民有志が11日、拝殿と鳥居に設置するしめ縄作りを行った。

しめ縄作りに汗を流す住民=御前崎市池新田
しめ縄作りに汗を流す住民=御前崎市池新田

 同地区では住民がしめ縄を手作りするのが伝統。最もベテランの増田敏雄さん(91)を中心に、力自慢の男性6人が作業に汗を流した。この日は、今年刈り取ったわらを力強くひもで縛り、長さ3メートル40センチほどの束を計6本作製した。後日、束を3本ずつ組み合わせ、二つのしめ縄を完成させるという。
 近年は技術継承が課題で、メンバーは増田さんから助言を受けながら黙々と作業を進めた。
 しめ縄は9月末ごろ、神社に設置する。
 (御前崎支局・市川幹人)

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