⚽藤枝MYFC ブラジル人FW アンデルソンとレオナルド 両助っ人で得点量産へ

 ブラジル出身の助っ人2人がチームを救う。リーグ戦終盤を戦うJ2藤枝でFWアンデルソンとレオナルドが勝利に貢献する決意を固めている。エースだった渡辺りょうのJ1C大阪への移籍で得点力低下に苦しむ中、ともに技術とスピードを武器にするストライカーがゴール量産の期待を背負う。

リーグ戦終盤での活躍を誓い合うJ2藤枝のブラジル人FWアンデルソン(左)とレオナルド=藤枝市民グラウンド
リーグ戦終盤での活躍を誓い合うJ2藤枝のブラジル人FWアンデルソン(左)とレオナルド=藤枝市民グラウンド

 アンデルソンはシーズン中盤までコンディションが上がらなかったが、ここ6戦で5試合に先発。後半から出場した千葉戦では来日初ゴールを決めた。
 「試合に出て仲間の信頼を得て自分も自信が持てている」と好調を維持。運動量も持ち味で、「得点が取れなくても一生懸命走り、守備でもチームを助けたい」と意欲を燃やす。
 J1名古屋から8月に加入したレオナルドはゴール前のアイデアが売り。藤枝での出場機会はまだ少ないが練習で決定力の片りんを見せ、「日に日に周囲との連係が高まっている。試合に出れば、おのずと結果は出る」と出番を待っている。
 母国でキャリアを積み、オマーン、中国でもプレーした30歳は経験豊富で、今季残り9試合を「すべて決勝戦のつもりで戦う。死に物狂いで勝利に向かう姿勢が大事」と強調し、チームに闘志を注入する。
 プライベートでも一緒に食事をするなど、「お互いリラックスできる」と九つ年下のアンデルソン。背番号9と11。「絶対に俺たちはやる。2人のコンビでゴールできたら最高」と活躍を誓い合う。
 (運動部・寺田拓馬)

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