ジャンボ落花生「おおまさりネオ」出荷開始 JA大井川

 志太榛原地域で生産されているジャンボ落花生「おおまさりネオ」の出荷が15日、始まった。初日は生産者3人が落花生約30キロを島田市落合のJA大井川島田営農経済センターに持ち込み、JA職員と品質や重さなどを確認した。

ジャンボ落花生の重さや品質などを確認するJA職員と農家=島田市のJA大井川島田営農経済センター
ジャンボ落花生の重さや品質などを確認するJA職員と農家=島田市のJA大井川島田営農経済センター

 同JAでのおおまさりネオの本格的な出荷は初めてで、首都圏の市場を中心に12月上旬まで続く見込み。「おおまさり」の改良品種で病気に強く、大人の親指ぐらいの大きなさやが特徴とされる。同センターによると、7月の高温など管理の難しい気候が続いたが、順調に生育して味もしっかりのったという。
 今季は生産者約50人が計6トンを出荷する予定。同市船木の農家塚本守さん(74)は「味や大きさもよく、JA大井川の新たな特産品になればうれしい」と話した。
 同市竹下の複合施設「KADODE OOIGAWA」の農家レストラン「Da Monde(ダモンデ)」ではジェラートとして販売する。

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