「ガールズ・ミーティング」藤枝の製茶問屋を取材 商品開発へ、地域資源活用

 若い女性の視点から藤枝のまちづくりを考える「ふじえだガールズ・ミーティング」は16日、地域資源を生かした商品開発を本格的に始動させた。メンバーの藤枝市在住・在学の女子生徒、学生が「藤枝の惜しいを推しに変えよう!」をテーマにアイデアを具体化するため、同市茶町の製茶問屋「松田商店 真茶園」への取材に臨んだ。

松田社長(右)から商品の説明を受けるメンバー=藤枝市茶町の真茶園
松田社長(右)から商品の説明を受けるメンバー=藤枝市茶町の真茶園

 松田真彦社長が同社の事業や商品、日本茶と藤枝茶の良さを紹介。メンバーは人気商品とその購入者の年齢層や、若者に焦点を当てた商品、インスタグラムを使ったPR活動などを質問した。実際に商品も見て、茶の品種や魅力、製造について理解を深めた。
 本年度のガールズ・ミーティングの参加者は計27人。3チームに分かれて開発を進める。真茶園を訪問したメンバーは事前に藤枝の強みと課題を考えた結果、もっと藤枝茶を有名にしたいとの思いで茶をテーマに選んだ。残りの2チームは藤枝のシンボルとなる土産と、JR藤枝駅前のイルミネーションと絡めた商品を作ってにぎわいを創出しようと企画を練っている。
 今後は外部講師を招いた商品企画発表会を行い、アイデアを磨く。10月に協力企業を探し、年末にかけて広報活動に取り組む。来年1月に販売会を予定する。
 (藤枝支局・青木功太)

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