杭州アジア大会 バレー男子 １次リーグ全勝突破
杭州アジア大会の開幕前に実施の競技でバレーボール男子は２１日、１次リーグ最終戦でフィリピンを３－０で下し３戦全てストレート勝ち。Ｆ組１位で決勝トーナメントに進出した。県勢は難波尭弘（東レ）が先発出場し速攻を着実に決めて４得点した。ローイングの大塚圭宏（ＮＴＴ東日本、沼津工高出）は男子フォアの敗者復活戦で３着に入り決勝に進んだ。
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バレーボール
▽男子１次リーグＦ組
日本 ３勝 ３（２５―１９ ２５―１４ ２５―２３）０ フィリピン １勝２敗
フィリピンに３―０ １位で決勝Ｔ 主将・柳田「若手成長著しい」 【杭州＝本社臨時支局・大沼雄大】フィリピンとの１次リーグ最終戦をストレート勝利で締めくくった日本。ベテランと若手がきっちり融合し３戦全勝で予選を終えた。
第１セットはサーブミスが多く序盤接戦となりながらも、終盤の４連続得点で２５―１９。流れをつかんで第２、３セットも連取した。
日本代表の主力は３０日からパリ五輪予選を控えていて、今大会は成長株を入れチーム編成。この日はベテラン柳田が巧みにブロックアウトを奪うなど、状況に応じたアタックを随所でみせた。ここまで２試合でチーム最多３３得点を挙げている１９歳の高橋も躍動。８得点でベテランに続いた。
難波（東レ）は先発出場し、速攻などで４得点。「スパイクとサーブでは貢献できている」との言葉通り、競り合いになった第３セットはサーブでブレークポイントも演出して逆転につなげた。
３戦すべてストレート勝ち。前回大会でメダルを逃したチームの目標は優勝以外にない。主将柳田は「自分の世代以上に若手世代が成長著しい。伸び伸びプレーしていて予選の全勝につながっている」と自信を深めた。
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