伊豆中央高の「お好み焼き」V 鉄板焼き甲子園 静岡で最終審査

 静岡県内外の高校生が鉄板焼きのレシピを競う「鉄板焼き甲子園」(静鉄ストア主催)の最終審査会が24日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で開かれた。お好み焼き粉で作った生地で海産物や野菜を包んだ「うみゃ~海の幸たくさんガレット風お好み焼き-静岡の抹茶入り」を考案した伊豆中央高のチーム「伊豆っ子04」が優勝した。

優勝した伊豆中央高の「伊豆っ子04」のメンバー=静岡市駿河区のツインメッセ静岡
優勝した伊豆中央高の「伊豆っ子04」のメンバー=静岡市駿河区のツインメッセ静岡

 同メニューは、抹茶やサクラエビ入りの生地でイカやサケを包み、ナンプラーやハリッサで味を調えた。具材にピーマンやパプリカを使うなど色彩も工夫した。3年の塩谷今菜さん(17)は「生地の試作を繰り返し、もちもちした食感を追求した」と開発の苦労を振り返った。
 同メニューと、準優勝した福知山淑徳高(京都府)の「京ミークアン-和の香り」は商品化し、しずてつストアで11月以降に発売予定。
 全国25校130チームから、書類と実食の審査を経た12校12チームが参加し、アイデアと出来栄えを競った。同社役員や県職員らが審査員を務めた。

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