地球環境史ミュージアム移動型展示 昆虫標本に児童夢中 藤枝・高洲小 400種1000点並ぶ

 藤枝市立高洲小で10月5日まで、ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区)の移動型展示「ミュージアムキャラバン」が行われている。「昆虫の世界」をテーマに、チョウや甲虫の標本400種千点以上が並ぶ。

スケッチしながら昆虫の標本に見入る児童=藤枝市立高洲小
スケッチしながら昆虫の標本に見入る児童=藤枝市立高洲小

 県内のチョウやカミキリムシ、クワガタ、アジアやユーラシア大陸、南アメリカなど世界のカマキリ、バッタ、コガネムシの標本が飾られている。休み時間になると多くの児童が展示スペースを訪れ、スケッチしたり、タブレット端末で写真撮影したりして見入っていた。
 2年の山岸凜羽さん(7)は「チョウの柄や羽がきれい。飼ってみたい」と話した。
 移動型展示は同ミュージアムが遠方の人にも博物館を楽しんでもらおうと2015年に始めた事業。昆虫や化石、魚、植物のテーマに沿った標本と解説のセットを県内の小中学校などに貸し出す。同校は創立150周年記念の一環で応募した。
 (藤枝支局・青木功太)

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