稲刈りって大変 難しいね 浜松・飯田小児童が稲刈りに挑戦

 浜松市南区の飯田小児童が27日、同校近くの田んぼで稲刈り体験と機械を使った収穫作業の見学を行った。3年生約90人が参加し、米作りへの理解を深めた。

杉山さん(左)の指導で稲刈りに挑戦する児童=浜松市南区飯田町
杉山さん(左)の指導で稲刈りに挑戦する児童=浜松市南区飯田町

 収穫したのは5月に児童らが植えたもち米「葵美人」。地元の農家杉山達雄さん(74)がコンバインに乗り込み、黄金色の稲が実った約500平方メートルの田んぼを渦巻き状に走行して刈り取りを披露した。3分の1ほど残された稲は、代表の児童約10人が鎌を使って収穫に挑戦。杉山さんから「力任せでなく、鎌を引くように刈り取って」などと指導を受けながら稲刈りに汗を流した。緑間稀斗君(8)は「なかなか切れなくて難しかった。きな粉餅にして食べたい」と笑顔を見せた。
 稲作体験は地域と連携し40年以上続く恒例行事。収穫した米を使った餅つき体験を12月上旬に予定している。

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