静岡・清水区34・9度 全国1位の暑さ 県内4地点で10月の最高更新

 静岡県内は1日、高気圧に覆われて晴れ、南の海上から暖かい空気が流れ込んだ影響で、各地で軒並み30度を超えて季節外れの暑さになった。静岡市清水区の最高気温は34・9度と平年より9度高く、全国1位の暑さだった。同区を含め県内4地点の最高気温が10月の観測史上最高を更新した。
 清水区は9月28日の最高気温が36・0度となり、観測史上最も遅い猛暑日を記録したばかり。10月に入っても記録的な高温が続いていることを印象付けた。
 気象庁によると、1日の最高気温は熱海市網代31・9度、東伊豆町稲取31・6度、松崎町31・0度でいずれも10月で最も高く、平年を5~7度ほど上回った。このほか、静岡市駿河区で33・4度、三島市で32・2度、浜松市天竜区船明で30・5度などとなった。
 名古屋地方気象台は、2日以降の県内の最高気温について「20度台で推移し、平年に近づいていく予想になっている」としている。

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