千歳飴準備着々 子どもの健やかな成長願い袋詰め 浜松・五社神社

 浜松市中区の五社神社で、七五三の縁起物「千歳飴(ちとせあめ)」の袋詰め作業が本格化している。

本格化した七五三の縁起物「千歳飴」の袋詰め作業=浜松市中区の五社神社
本格化した七五三の縁起物「千歳飴」の袋詰め作業=浜松市中区の五社神社

 4日朝は神職や巫女(みこ)6人が長さ約15センチの紅白のあめを、縁起物の鶴と亀、松竹梅がデザインされた袋に手際よく詰めていった。作業は9月中旬ごろに始まり、今月中旬までに3千袋が準備される。おはらいを受けたあめは、すでに社務所で授与が始まっている。
 同神社によると七五三シーズンには約5千組の参拝客が訪れるという。巫女の野上彩さん(24)は「あめをもらった子どもたちが、健康にすくすくと育つよう祈りながら作業している」と話した。

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