バレーボール 善戦も昨年の雪辱ならず ブレス浜松勢食い下がる 鹿児島国体

 国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第2日、バレーボール成年女子の静岡は昨年、初戦で敗れた石川と対戦。早川(ブレス浜松)や若泉(同)の活躍で第2セットを奪うなど食い下がったが、雪辱を果たせなかった。

バレーボール成年女子1回戦 静岡―石川 第2セット、アタックを決める静岡・早川=鹿屋市の平和公園串良平和アリーナ(写真部・宮崎隆男)
バレーボール成年女子1回戦 静岡―石川 第2セット、アタックを決める静岡・早川=鹿屋市の平和公園串良平和アリーナ(写真部・宮崎隆男)


 (いちき串木野市総合体育館ほか)
 ▽成年女子1回戦
 石川(選抜) 3(25―15 23―25 25―21 25―23)1 静岡(選抜)

 静岡はVリーグ2部・ブレス浜松の選手を軸に構成。相手の石川はVリーグ1部・PFUの選手が中心の強豪だ。バックアタックを織り交ぜた早川の攻撃や若泉のパワーを生かしたスパイクで第2セットを奪った。早川は「速いテンポで攻めることができた」と振り返る。だが第1、3、4セットは攻守に力のある石川に序盤からペースを握られ、流れを引き寄せられなかった。
 若泉は「勝てた試合。めっちゃ悔しい」と唇をかみしめる。主将を務めた水上(同)は「もっと得点の決定率を向上させないと」と課題を見据えた。
 (太田達也)

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