指紋採取 気分は警察官 浜松東署で東陽中生職場体験
浜松市南区の東陽中の生徒がこのほど、地域で職場体験を行った。2年生の河合晴人さん(13)と小林礼二さん(13)は警察の仕事に理解を深めようと、浜松東署で鑑識業務を学んだ。
鑑識係の署員の指導で実際に特殊な粉末で缶に付着した指紋を採取し、転写シートに貼るまでの流れを確認した。署員は「いかにきれいに採取するかがとても重要。採取方法は常に研究して日々技術を高めている」と話した。
2人は「粉をかける作業が難しかった。警察官の仕事は自分たちの身近にあることを実感することができた」と語った。
(浜松総局・小林千菜美)