高1永田、チャンピオンフライト初優勝 静岡県女子アマゴルフ ミッドは谷藤初V

 ヤマハCUP第37回県女子アマゴルフ選手権(静岡新聞社・静岡放送、県ゴルフ連盟主催、ヤマハ、ヤマハリゾート協賛)は16日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部宇刈コース(パー72)で4部門を行った。

プレーオフの1番、バーディーパットを沈める永田愛梨。チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
プレーオフの1番、バーディーパットを沈める永田愛梨。チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
9番でティーショットを放つ永田愛梨。チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
9番でティーショットを放つ永田愛梨。チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
プレーオフで、チャンピオンフライトの優勝が決まり笑顔の永田愛梨=葛城GC(写真部・二神亨)
プレーオフで、チャンピオンフライトの優勝が決まり笑顔の永田愛梨=葛城GC(写真部・二神亨)
16番でバンカーショットを放つ永田愛梨。プレーオフの末、チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
16番でバンカーショットを放つ永田愛梨。プレーオフの末、チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
16番でバンカーショットを放つ永田愛梨。チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
16番でバンカーショットを放つ永田愛梨。チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
9番でティーショットを放つ谷藤あおば。ミッドフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
9番でティーショットを放つ谷藤あおば。ミッドフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
10番でティーショットを放つ甲斐るみ子。シニアフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
10番でティーショットを放つ甲斐るみ子。シニアフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
10番でティーショットを放つ本田正美。Aフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
10番でティーショットを放つ本田正美。Aフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
プレーオフの1番、バーディーパットを沈める永田愛梨。チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
9番でティーショットを放つ永田愛梨。チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
プレーオフで、チャンピオンフライトの優勝が決まり笑顔の永田愛梨=葛城GC(写真部・二神亨)
16番でバンカーショットを放つ永田愛梨。プレーオフの末、チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
16番でバンカーショットを放つ永田愛梨。チャンピオンフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
9番でティーショットを放つ谷藤あおば。ミッドフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
10番でティーショットを放つ甲斐るみ子。シニアフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)
10番でティーショットを放つ本田正美。Aフライトを制した=葛城GC(写真部・二神亨)

 6247ヤードのチャンピオンフライト(年齢制限なし、ハンディキャップ15以下)は1オーバーで3人が並び、永田愛梨(浜松学芸高)がプレーオフを制して初の頂点に立った。永田は11月8、9日に開催される県アマチュア選手権決勝(静岡C浜岡C)の出場権を得た。
 5415ヤードでハンディキャップ36までのミッドフライト(20歳以上)は谷藤あおば(小山町)が2オーバーで初優勝。シニアフライト(50歳以上)は甲斐るみ子(沼津GC)、120ストローク程度のAフライト(年齢制限なし)は本田正美(沼津GC)が優勝した。

永田、強気のパター「落ち着いて打てた」
 強気のパターで、高校1年の永田がチャンピオンフライトを初めて制した。3人でのプレーオフを制しての戴冠。「緊張したが、苦手意識のあるパットを落ち着いて打てた」と笑顔で振り返った。
 前半はショットがかみ合わず2ボギー。「得意のショートゲームで守りながら、チャンスを確実に取る」。自分のプレーを思い出すと、10番ロングで4メートルを沈めてこの日初バーディーを奪った。
 16番ミドルはバンカーから130ヤードを8番アイアンで20センチに付けスコアを縮めた。風が吹いた後半は多くの選手がスコアを崩す中、ただ1人アンダーで回ってプレーオフに持ち込んだ。
 1ホール目の1番ロングのバーディーパットは上りの8メートル。先に打った選手が届かなかったのを見て、「ショートは絶対しない」。ゆったりとしたストロークで勝負を決めた。
 前日には岩崎亜久竜(25)=清水町出身=が日本オープン選手権でツアー初優勝。「面識はないが、同じ県勢でうれしかった」。刺激をもらい、勝負どころで積極的なプレーを心がけた。
 自身もプロを目指す。現在のドライバーの飛距離は220ヤードで、「冬場に筋力トレーニングを積んで飛距離を伸ばしたい」。身長154センチと小柄なショットメーカーは飛躍を誓った。
 (寺田拓馬)
プロ断念の谷藤「楽しくプレー」
 ゴルフの面白さをかみしめながら、26歳の新鋭・谷藤が堂々の2オーバーでミッドフライト初Vを飾った。
 岩手県出身で5歳からクラブを握り高校卒業後、御殿場市内のゴルフ場に就職した。3回プロテストを受けたが、「つらくて見切りを付けた」。ゴルフとは一度、距離を置いたが「好きなことは続けたい」とアマ選手として再び競技の世界に戻った。
 初タイトルをたぐり寄せたのは7番ミドルの第2打。バンカーから7番アイアンで130ヤードをピンそばに付けた。「連続ボギーの後で精神的に安定した」と自身を勇気づけた。
 今後もアマで競技会出場を続けるつもり。「楽しくプレーするのが一番。関東大会に挑戦したい」と意欲を高めた。

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