“プロの仕事”魅力 知ろう 藤枝・西益津中1年生 地域の経営者ら招き総合学習
藤枝市立西益津中の1年生84人がこのほど、市内の事業所や店舗などの経営者らを招いた総合学習「プロのお話を聞く」に取り組んだ。地域の職業に関心を持ち追究するとともに、地元の魅力を知るのが狙い。さまざまな職種で活躍するプロの仕事への思いなどに耳を傾けた。
生徒は前後半に分かれ、四つのうち興味のある二つの職業の話を聞いた。志村接骨院(同市藤枝)の志村雅基院長(60)は、下を向いてスマートフォンを使う時に首にかかる力が27キロと説明。「なるべく使う時間を決めて負担をかけないこと」と正しい姿勢の大切さを強調した。
生徒は実際に志村院長のストレッチも体験。「どこを伸ばしているのかを意識するように」と志村院長の助言を受け、短時間で体がほぐれると歓声を上げて驚いていた。
ゲームクリエーターと介護士、洋菓子店オーナーのそれぞれの道を志した理由や仕事のやりがいなどに関する講義も受けた。山本來夢さん(12)は「仕事内容だけでなく、プロの人の生い立ちや藤枝の良さを知ることができて面白かった」と話した。
(藤枝支局・青木功太)