藤枝、焼津市の共同ごみ処理施設「クリーンセンター」11月着工 関係者ら安全祈願

 藤枝、焼津両市が共同で藤枝市仮宿、高田地区に建設している新ごみ処理施設「クリーンセンター」の安全祈願祭と起工式が17日、建設予定地で行われた。11月からの着工に先立ち、事業主体である志太広域事務組合の管理者の北村正平藤枝市長や副管理者の中野弘道焼津市長、設計・施工事業者ら関係者約100人が工事の安全を祈願した。2026年12月に完成、27年1月から供用開始する予定。

工事の安全を祈願して、くわ入れの儀式に臨む北村藤枝市長(左)と中野焼津市長=藤枝市内
工事の安全を祈願して、くわ入れの儀式に臨む北村藤枝市長(左)と中野焼津市長=藤枝市内
クリーンセンターの完成イメージ図
クリーンセンターの完成イメージ図
工事の安全を祈願して、くわ入れの儀式に臨む北村藤枝市長(左)と中野焼津市長=藤枝市内
クリーンセンターの完成イメージ図

 同施設は焼津市の一色清掃工場、藤枝市の高柳清掃工場とリサイクルセンターの老朽化を受け、ごみの焼却や不燃物処理機能を集約する計画。敷地面積は2・75ヘクタールで、建設事業費は224億円に上る。
 神事が執り行われ、北村藤枝市長と中野焼津市長はくわ入れの儀式に臨み、玉串をささげた。施主を代表し、北村藤枝市長は「27年1月の稼働を目指し、みんなで力を合わせて進んでいきたい。地域に信頼される安全安心な施設が無事に完工するよう祈っている」とあいさつした。
 (藤枝支局・青木功太)

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