自然薯、出来栄え上々 島田市湯日地区 出荷前に試し掘り

 島田市湯日地区で生産されている自然薯(じねんじょ)の出荷を控え、JA大井川湯日自然薯研究会は19日、試し掘りと目ぞろえ会を同市内で開き、出来栄えを確認した。

収穫した自然薯の出来栄えを確認する生産者ら=島田市湯日
収穫した自然薯の出来栄えを確認する生産者ら=島田市湯日

 生産者と同JAの担当者が7カ所の農地を回った。農家の松本佳克さん(37)の畑では、350~400グラム程度の自然薯を掘り出した。松本さんは「形や大きさは上々」と話した。同研究会は35年ほど前から自然薯を栽培していて、粘りが強く、香りが良いのが特徴という。
 出荷は今月下旬をめどに始まり、冬にかけて最盛期を迎える。同JAのファーマーズマーケット「まんさいかん」や同市竹下の複合施設「KADODE OOIGAWA」などで販売される。

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