梅ケ島小中の「UMEWATHAカンパニー」、静鉄新静岡駅で29日の販売会PR

 授業の一環でワサビ販売などに取り組む静岡市葵区の梅ケ島小中の中学部生徒は19日、今月開催を予定している商品販売会のPR活動を同区の静岡鉄道新静岡駅改札前で行った。

商品と地元をPRするチラシを配る生徒ら=静岡市葵区の静岡鉄道新静岡駅改札前
商品と地元をPRするチラシを配る生徒ら=静岡市葵区の静岡鉄道新静岡駅改札前

 中学部の生徒は「UMEWATHA(うめわさ)カンパニー」という疑似会社を立ち上げ、地域住民の協力を得て商品販売を行っている。販売会は29日午前10時半から、同区の梅ケ島新田温泉「黄金(こがね)の湯」フリーキャンプ場で開催される「梅ケ島温泉郷まつり」内で行う。生徒が加工したわさび漬けや、児童が栽培したシイタケや茶などを販売する。
 広報活動には生徒10人が参加。商品と地元をPRするチラシを通行人に配った。事前に学校で教員を通行人に見立てて配布の練習を重ねてきた生徒は、積極的に声をかけて商品の魅力をPRした。中学部3年の鈴木円香さんは「たくさんの人がチラシを受け取ってくれた。販売会を通じて、梅ケ島地区の自然の豊かさや住民の温かい人柄に触れてほしい」と笑顔で話した。
 (社会部・五十嵐美央)

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