フェンシング・サーブル 沼津で国内順位競う 日本代表ら6部門360人熱戦

 フェンシング・サーブル種目の国内ランキングを決める「Proud NUMAZU CUPフェンシング選手権2023サーブルランキングマッチ」が21、22の両日、沼津市のキラメッセぬまづで行われた。同市で合宿をしていた日本代表をはじめ、全国から集まった約360人が熱戦を繰り広げた。

女子シニア決勝で戦った江村選手(右)と脇田選手=沼津市のキラメッセぬまづ
女子シニア決勝で戦った江村選手(右)と脇田選手=沼津市のキラメッセぬまづ


 選手らは男女・年代別6部門に出場。鋭い突きと切りの応酬で予選リーグと決勝トーナメントを競った。2日目の女子シニア決勝には、合宿に参加していた江村美咲、脇田樹魅両選手が登場。多くの観客が見守る中、15―4で江村選手が優勝した。江村選手は「カウンターを狙いすぎず、相手に打たせたり、逆に自分から攻撃を仕掛けたりと同じことをしないように気をつけた」と自身を分析。同市での合宿については「練習場が良く、充実した合宿になった」と振り返った。
 大会は沼津フェンシング協会が主催、沼津北ロータリークラブ協賛。日本代表の選出に向け、全日本選手権を含む年4回開くポイントレースの一つ。同市では2021年から開催し、3回目。
 (東部総局・天羽桜子)

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