⚽静岡学園と沼津東1回戦で激突 高校サッカー選手権静岡県大会決勝トーナメント

 第102回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)の決勝トーナメント(T)組み合わせ抽選会が23日、静岡市駿河区で行われた。1次Tを勝ち抜いた11校と、プレミアリーグの静岡学園、プリンスリーグ東海の藤枝明誠、浜松開誠館、藤枝東、富士市立の5校の計16校で全国切符を争う。29日に開幕し、決勝は11月11日午後1時からエコパスタジアムで行う。

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 優勝候補の本命は静岡学園で揺るがない。来季J1川崎入りが内定しているFW神田ら主力数人にけが人がいるが、選手層の厚さで他チームをしのぐ。川口監督は「初戦が大事。しっかり自分たちがやりたいことを出したい」と決意を示す。
 1回戦の相手は創部76年目で初めて決勝Tに進んだ県東部地区Aリーグの沼津東に決まった。五つカテゴリーが上の相手と対戦する増山監督は「生徒がこの1週間どう準備するか楽しみ。泥くさく戦い、前半20分過ぎまで無失点に抑えれば面白くなる」と展望する。
 プリンス勢は参加校中で現在最上位の藤枝明誠が飛龍、昨年の選手権県大会覇者の浜松開誠館は日大三島と、いずれも第4シード校との対戦。藤枝東と富士市立は同じブロックに入った。
 磐田東ー清水東、清水桜が丘ー常葉大橘、東海大翔洋ー浜名はともに県Aリーグチーム同士の対決で好ゲームが期待される。
 (運動部・寺田拓馬)

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