プログラミング「面白い!」 高校生らカーリングの動き設計 静岡市駿河区で教室

 技能士がものづくりの魅力を県内の児童、生徒に伝える「デジチャレンジ教室」が21日、静岡市駿河区曲金のツインメッセ静岡で開かれ、プログラミングを用いたカーリング競技が行われた。

自分でプログラムしたカーリングのストーンで競い合う参加者=静岡市駿河区のツインメッセ静岡
自分でプログラムしたカーリングのストーンで競い合う参加者=静岡市駿河区のツインメッセ静岡

 電気機器組み立て職種一級技能士の伊藤圭亮さん(32)=東京都=が講師を務めた。参加者は教育用の超小型コンピューター「マイクロビット」に直進や回転などの動きをプログラミングし、カーリングのストーンに見立てたロボットに取り付けて得点を競った。
 ストーン同士がぶつかると反対方向に動く機能も搭載されていて、参加者は試行錯誤しながらもプログラミングの楽しさを実感した。教室に参加した清水南高芸術科3年の内藤若菜さん(17)=静岡市葵区=は「プログラミングは難しいと思っていたが、実際に動かしてみると簡単で面白かった」と笑顔を見せた。講師の伊藤さんは「競技で戦略を練りながら、気軽にプログラミングの基礎が学べる」と話した。
 (社会部・鈴木紫陽)

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