１１月１１日は「箸の日」 町有林間伐材でマイ箸 長泉町が園児に贈呈
長泉町は「箸の日」（１１日）を前に１０日、町有林の間伐材を使った名前入りの箸を、あまねこども園と町立東幼稚園の年中クラスに贈った。池田修町長から箸を受け取った園児らは「頑張って、嫌いな食べ物も食べる」と意気込んだ。
東幼稚園で行った贈呈式では、池田町長が間伐を行う道具や目的をわかりやすく解説した後、園児一人一人に手渡した。園児らはお礼に感謝の気持ちを込めて歌をプレゼント。畑周平君（５）は「すぐ使いたい。すっぱいものとか嫌いな食べ物をこれで食べたい」と笑顔を見せた。
町有林のヒノキ間伐材の有効活用策として、箸を使い始める時期の園児らに贈る「はじめてのマイ箸」プロジェクトの一環。昨年度のながいずみ版ふるさと納税「ガバメントクラウドファンディング」で集まった寄付金５７万５千円を活用した。町内の４歳児らの園児約３７０人に贈る。
（東部総局・天羽桜子）
はじめてのマイ箸 長泉町が寄付募る
長泉町は来年１月１０日まで、町有林の間伐材を使った名前入り箸を園児に贈る「はじめてのマイ箸」プロジェクトに活用するため、寄付金を募っている。来年度、箸の製作費に充てる。
町有林のヒノキ間伐材の有効利用策として、箸を使い始める時期の４歳児に贈る。町の自然や森、物を大切にする心、食を楽しむ心の育成につなげる。
ふるさと納税活用の「ガバメントクラウドファンディング」で、目標金額１００万円。来年３月までにヒノキを間伐し、箸を作る。町役場の窓口で配布する申込書やふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」から寄付を募る。
問い合わせは町企画財政課＜電０５５（９８９）５５０３＞へ。
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