⚽藤枝MYFC 負傷離脱から復帰の大曽根「最終節でゴール」 決意胸に

 「このままじゃ終われない」。今季けがに泣いたJ2藤枝のMF大曽根広汰(24)が12日のホームいわき戦に意欲を燃やしている。「ゴールを決め、数字を残したい」。決意を胸に、最終節に臨む。

けがの長期離脱から復帰し、最終節に意欲を燃やすJ2藤枝のMF大曽根=藤枝総合運動公園陸上競技場
けがの長期離脱から復帰し、最終節に意欲を燃やすJ2藤枝のMF大曽根=藤枝総合運動公園陸上競技場
けがの長期離脱から復帰し、最終節に意欲を燃やすJ2藤枝のMF大曽根(中央)=藤枝総合運動公園陸上競技場
けがの長期離脱から復帰し、最終節に意欲を燃やすJ2藤枝のMF大曽根(中央)=藤枝総合運動公園陸上競技場
けがの長期離脱から復帰し、最終節に意欲を燃やすJ2藤枝のMF大曽根=藤枝総合運動公園陸上競技場
けがの長期離脱から復帰し、最終節に意欲を燃やすJ2藤枝のMF大曽根(中央)=藤枝総合運動公園陸上競技場

 開幕ゲームのアウェーいわき戦に先発して勝利に貢献したが、第2節長崎戦で左足首の靱帯(じんたい)を損傷した。4月末の金沢戦で復帰したが、左太もも裏の肉離れを起こして再び離脱。最初のけがで体のバランスを崩したせいか、その後も練習中に2回、同じ左太もも裏を故障。「肉離れ自体初めてだったが、こんなにけがが続いたことはなかった」と苦笑する。
 長期離脱を経験し、体との向き合い方を見直した。練習前後のケアに時間をかけ、「体の変化に敏感になった。けがは良くないが、学んだこともある」と振り返る。
 前々節水戸戦に途中出場で復帰すると、前節徳島戦も後半途中から25分間プレー。退場者が出て数的不利の中、持ち前のスピードを生かし、高い強度で守備タスクをこなした。
 周りを生かし、攻撃のリズムをつくるのも持ち味。須藤監督は「コンビを使い、ボールをスムーズに運んでくれる」と評価した上で、「ターンして仕掛けるとか、スルーパスとか、うまいだけじゃなく相手にとって怖い選手になってほしい」と期待する。
 最終節はチームの中心MF横山が前節のけがで欠場が濃厚。背番号13は「攻撃に緩急を付け、守備でもハイプレスの最初のスイッチを入れたい」と活躍を誓う。
 (寺田拓馬)

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