⚽静岡学園は明徳義塾(高知県)と初戦 全国高校サッカー選手権

 第102回全国高校サッカー選手権(12月28日~来年1月8日)の組み合わせ抽選会が20日、オンラインで行われ、静岡県代表の静岡学園は1回戦で明徳義塾(高知県)と対戦することが決まった。試合は12月29日午後0時5分から、浦和駒場スタジアム(埼玉県)で行われる。

オンライン抽選後、初戦の明徳義塾戦に向けて意欲を高める静岡学園の神田副主将(左)と川口監督=静岡市内
オンライン抽選後、初戦の明徳義塾戦に向けて意欲を高める静岡学園の神田副主将(左)と川口監督=静岡市内

 高校生世代最高峰プレミアリーグの西地区で現在3位の静岡学園は2年ぶり14度目の出場で前回は準々決勝敗退。4年ぶり3度目の全国制覇を狙う。
 初戦の相手明徳義塾は3年ぶり9度目の出場。静岡学園のブロックにはプレミアリーグ東地区1位の青森山田(青森県)、7位の昌平(埼玉県)、同西地区5位の米子北(鳥取県)、7位の大津(熊本県)など強豪が集まり、超激戦区となった。順当に勝ち上がれば、青森山田との対戦が予想される3回戦がヤマ場になりそう。
 オンライン抽選に臨んだのは、年代別日本代表経験を持つFWの神田奏真副主将。足のけがで県大会は出場できなかったが、今週から全体練習に合流する予定で「悔しい思いをしたが、仲間を信じて良かった。1カ月でコンディションを上げ、自分が点を取って日本一をつかみたい」と決意を示す。
 今夏の全国総体はまさかの1回戦敗退。川口修監督は「初戦が大事。100%で行き、勢いを付けたい。残りのプレミアリーグ2節でチームの経験値を上げ、選手層を厚くする」と意欲を高めた。
(運動部・寺田拓馬)


 

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