ブラジル「銀」に貢献 野球「パンアメリカン大会」 ヤマハ2選手 浜松市に報告

 野球のブラジル代表として「パンアメリカン大会」(10月20日~11月5日、チリ)に出場し、同国初の銀メダル獲得に貢献したヤマハ野球部の2選手がこのほど、浜松市役所を訪れ、中野祐介市長に大会結果を報告した。

中野市長(中央)にパンアメリカン大会準優勝を報告するナテル選手(左)とサワヤマ選手=浜松市役所
中野市長(中央)にパンアメリカン大会準優勝を報告するナテル選手(左)とサワヤマ選手=浜松市役所

 訪れたのは、今年の都市対抗野球大会で33年ぶりの決勝進出にも貢献したフェリペ・ナテル投手とエンゾウ・ユウスケ・サワヤマ投手。在浜松ブラジル総領事館のガルシア・アウデーモ総領事も同席した。
 メキシコ戦に先発したサワヤマ投手は「メダルはうれしいが、ヤマハとしても代表としてもあと一歩届かなかった。次は金メダルを目指したい」と語った。15歳から代表として活躍し、決勝を含む3試合に先発したナテル投手は「銀メダルに貢献できてよかった。来年は都市対抗で優勝し、浜松に(優勝旗の)黒獅子旗を持って帰ってきます」と力強く誓った。
 中野市長は「ヤマハで活躍する2人がブラジルの国を背負って戦い、銀メダルを獲得したことは浜松の誇り。来年の都市対抗も期待しています」と激励した。
 同大会は南北米大陸の各国が参加し、4年に一度開催される総合スポーツ大会。今回は41カ国6千人以上が出場。野球は8チームが争った。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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