⚽Ｊ３アスルクラロ沼津「Ｊ２へ基盤づくりを」　中山監督ら静岡新聞社で成績報告

運動部　名倉正和

　サッカーＪリーグ３部（Ｊ３）アスルクラロ沼津の高島雄大社長と中山雅史監督が１１日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館を訪れ、１３位に終わった今季の成績を報告した。

今季の結果を報告する沼津の中山監督（左）と高島社長＝静岡市駿河区の静岡新聞放送会館

　高島社長は、一時は上位争いに加わりながら終盤に失速したシーズンについて「後半の連敗が痛かった。残り１５分での失点の多さを改善しないといけない」と総括。さらに「ホームゲームの盛り上がりは去年より増している。Ｊ２に上がっても耐えられるチーム基盤をつくりたい」と述べた。
　中山監督は就任１年目を「悔しい。最後の辛抱強さがまだ足りない。選手交代の見極めなど、監督は難しい」と振り返った。来季に向けては「（Ｊ２昇格へ）楽な戦いではないが、一歩でも近づいていければ」と目標を語った。