⚽小野伸二さん静岡で凱旋試合 華麗な技術で現役時代ほうふつ「あっという間の２６年間」
サッカー元日本代表で今季限りで現役引退した小野伸二さん（４４）＝沼津市出身、清水商高出＝が１７日、静岡市内で行われた「駿河屋サッカー教室」（エーツー主催）に参加した。引退後、静岡県内のイベントに登場するのは初めて。かつて日本代表で戦った仲間たちとともにスペシャルマッチに臨み４０分近くプレー。全盛期をほうふつとさせる華麗な技術で会場を沸かせ「目標は変わらずサッカーを楽しむこと」と語った。
小野さんは試合前「あっという間の２６年間のプロ生活だった」と現役生活を振り返った。今後については「サッカーの楽しさを伝えられるようにできることをやっていきたい」と強調。さらに「日本サッカー界のことを考えないといけない。今の日本代表はいいものを見せている。バックアップできれば」と述べた。
凱旋（がいせん）試合では、元日本代表の鈴木隆行さんや岡野雅行さんらとピッチに立ち、ワンタッチパスを連発。右足でダイレクトボレーシュートも決めて仲間と喜び合った。対戦相手として参加した来季Ｊリーグ１部（Ｊ１）ジュビロ磐田の金子翔太選手（２８）は清水エスパルス時代に小野さんが背負った背番号３０を受け継ぎ、小野さんに憧れた一人。「人を引きつけられる選手。ワンプレーにサッカーへの愛が詰まっていた」と話した。
（運動部・名倉正和）
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ＳＢＳテレビニュース「レジェンド小野伸二さんらが集結…ホビー事業展開する『駿河屋』がサッカー教室を開催」
