裏金疑惑への関与 城内氏改めて否定 浜松で7区代表者会議

 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑で、自民党県連の城内実会長(衆院静岡7区)は17日、緊急の同区代表者会議を浜松市北区で開き、一連の疑惑への関与を改めて否定した上で、政治不信を招いたことについて謝罪した。
 5月に森山派に入会した城内氏は「これまで無派閥だったので、派閥のパーティー券のノルマや販売実績は全くなかった」と説明。「国民に疑念が広がり、政治不信が高まっていることは国会議員としてしっかりと受け止める。非常に申し訳ない」と述べた。
 会議は冒頭のあいさつを除いて非公開で行った。会議後に報道陣に応じた城内氏は党安倍派(清和政策研究会)の塩谷立座長(衆院比例東海)について「しかるべきタイミングで適切な説明があると期待している」と言及。党県連の主催パーティーに関しては「議員個人へのキックバックは存在せず、(政治資金収支報告書への)不記載も一切ない」と語った。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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