重さ80キロ 大しめ縄かけ替え 静岡浅間神社、新年準備着々
静岡市葵区の静岡浅間神社で24日、年末恒例行事の大しめ縄のかけ替え作業が行われた。境内の各所に青々とした新しいしめ縄が姿を現し、新年を迎える準備が着々と進められた。
神職ら約10人が1年の役目を終えたしめ縄を取り外し、楼門や社務所など境内各所に新しいしめ縄を慎重に取り付けた。最大で長さ約3・3メートル、重さ約80キロのしめ縄を、縄や針金を使ってつり上げる様子を参拝客が静かに見守った。
しめ縄は、市内で収穫したわらを用いて氏子関係者らで手作りした。禰宜(ねぎ)の神谷拓生さん(64)は「良い年を迎えられるよう願いを込めて取り付けた。新しいしめ縄に変わり、すがすがしい気持ちになった」と話した。
同神社では大みそかの31日午後3時から、「年越大祓式(おおはらえしき)」が行われ、元日午前0時からは「寿太鼓」などが披露される予定。
(社会部・鈴木紫陽)
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SBSテレビニュース「新年迎える準備整う 静岡浅間神社でしめ縄の掛け替え=静岡県静岡市」