初詣客へ石段に「御神灯」 御前崎 高松神社 氏子総代ら設置

 御前崎市門屋の高松神社で27日、新年の年越し準備のため氏子総代らが石段の参道に御神灯に見立てたLEDライト216個を設置した。大みそかから元旦にかけて幻想的な空間に包まれ、訪れる初詣客の足元を照らす。

参道脇に御神灯に見立てたLEDライトを設置する氏子総代ら=御前崎市の高松神社
参道脇に御神灯に見立てたLEDライトを設置する氏子総代ら=御前崎市の高松神社

 同神社では毎年、LEDライトを石段の両脇に108個ずつ並べて参拝者を出迎えている。石段を上りながら煩悩を一つ一つ消し、清らかな心で参拝してほしいとの願いがある。
 高松神社は遠州灘を望む海抜65メートルの高台に鎮座し、晴天時は初日の出を拝むこともできる。中山貞雄宮司は「新年に向けて新たな決意をしてほしい」と述べた。
 (御前崎支局・市川幹人)

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