二十歳の決意新た 静岡市で記念式典 「夢や希望に全力で突き進む」
20歳の節目を祝う「静岡市二十歳の記念式典」(実行委員会主催)が3日、同市駿河区のグランシップで開かれた。2023年度に20歳になる2881人が晴れ着やスーツに身を包み、未来へ決意を新たにした。
出席者のうち、実行委員を務めた3行政区の代表者が登壇。葵区の豊島真衣さん(20)は「未来の夢や希望に全力で突き進む」、駿河区の田形優雅さん(20)は「このまちに生まれて良かったと思えるよう市とともに成長したい」、清水区の高山優樹さん(20)は「これからは子どもたちを支える立場となりたい」と、それぞれ誓いの言葉を語った。
難波喬司市長は式辞で「一人一人の小さな力が重なって社会はつくられている。今日からは皆様が新しい社会をつくってほしい」とエールを贈った。
開式の言葉で実行委員長の尾平樹優さん(20)は能登半島地震の被災者へのお見舞いの言葉を述べ、救助活動が続く被災地への気遣いを示した。式典の様子はオンライン配信した。会場では参加者が記念撮影をしたり、旧友と談笑する姿が見られた。
市によると、23年度に20歳を迎える市民は6054人(23年10月1日現在)。