ひとり親家庭におせちを配布 浜松市中央区のNPO

 浜松市中央区で子ども食堂を運営するNPO法人「プラチナライフサポート紡」(柏倉珠美理事長)はこのほど、ひとり親家庭を対象に正月のおせち料理を配布した。市社会福祉協議会の歳末たすけあい募金共済事業の一環で今回が3回目。正月のおせち文化を楽しみ、笑顔になってもらおうと企画した。

おせちを眺める子どもたち=浜松市中央区
おせちを眺める子どもたち=浜松市中央区

 同NPO会員の市内約20世帯の親子らが同区のつむぎカフェに足を運び、手作りおせちに目を輝かせた。おせちは柏倉理事長らが前日から仕込みや調理をしただて巻きや筑前煮、黒豆など豪華な詰め合わせ。机に並べられたおせちを見た子どもたちは「おいしそう」「早く食べたい」などと笑顔を見せた。
 おせちのほか、主食となる中華おこわも配布し、親子らは丁寧に持ち帰った。毎年同NPOのおせちを楽しみにしているという花島光琉くん(5)=中央区=は「全部食べるのが楽しみ」と話した。

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