「はたち」特別列車でふるさと焼津へ 「やいちゃん」もお祝い

 焼津市内で7日開かれる「はたちの集い」の参加者を市が貸し切った東海道新幹線と東海道線の車両で送迎するイベントが5日、行われた。JR焼津駅では到着した参加者を市のマスコットキャラクター「やいちゃん」が出迎え、門出を祝った。

「やいちゃん」(左)やオリジナルの横断幕で出迎えられる新成人たち=焼津市のJR焼津駅
「やいちゃん」(左)やオリジナルの横断幕で出迎えられる新成人たち=焼津市のJR焼津駅

 乗車したのは、はたちの集いに参加する市出身、在住者計19人。東京駅から静岡駅まで「ひかり」号で、静岡駅から焼津駅までは東海道線で向かった。ひかり号の車両内では、焼津をテーマにしたクイズで楽しんだ。JR焼津駅では、中野弘道市長らが「はたちおめでとう」とオリジナルの横断幕でお出迎え。参加者は傍らに立つやいちゃんに触れたり、列車前で記念撮影したりして過ごした。
 3カ月ぶりにふるさとに帰った短大生バスフー・エレデネバヤルさん(20)=沼津市=は「想像以上に温かく迎えてくれてうれしい」と頬を緩めた。首都圏から帰省する友人と一緒に参加した焼津市の専門学校生松本夏季さん(20)はふるさとの魅力を改めて実感し「将来は焼津で働きたい」と力を込めた。

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