「水谷隼杯小学生卓球大会」藤枝で開幕 9県の518人が熱戦 水谷さんに挑戦も

 卓球界の未来を担う選手の育成を目指す「第6回水谷隼杯争奪小学生卓球大会」(静岡県卓球協会、島田卓球協会、静岡新聞社・静岡放送主催)が7日、藤枝市の県武道館で開幕した。8日まで、静岡県をはじめ愛知、三重、岐阜、福井、石川、富山、新潟、長野の9県から集まった518人が熱戦を繰り広げる。

選手の挑戦を受ける水谷さん=藤枝市の県武道館
選手の挑戦を受ける水谷さん=藤枝市の県武道館
熱戦を繰り広げる選手=藤枝市の県武道館
熱戦を繰り広げる選手=藤枝市の県武道館
選手の挑戦を受ける水谷さん=藤枝市の県武道館
熱戦を繰り広げる選手=藤枝市の県武道館

 試合に先立ち、抽せんで当たった選手は磐田市出身で東京五輪金メダリストの水谷隼さん(34)に挑戦。水谷さんのサーブを打ち返すのに苦戦したり、ラリーの末に得点して喜んだりした。お楽しみのじゃんけん大会では、勝ち残った選手が水谷さんからサイン入りラケットを受け取った。
 質問タイムで水谷さんは「試合前に勝った後の自分を想像して臨むと良い結果が生まれる」「苦しい時も勇気を振り絞って」などと呼びかけた。大会に臨む選手に「練習でやってきたことを思い出し、最後の1本まで諦めずにプレーしてほしい」とエールを送った。
 試合はホープス(6年以下)、カブ(4年以下)、バンビ(2年以下)の各年代に分かれて男女別のシングルスが行われ、初日は予選リーグと決勝トーナメント1回戦を実施した。選手は力強いスマッシュや巧みなサーブ、速いラリーを披露し、観客席の保護者らから歓声が上がった。
 最終日は新たな試みとして、決勝戦などの様子をオンライン配信する。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞