中野市長「浜松をもっと元気なまちに」 記者会見で今年の抱負

 浜松市の中野祐介市長は9日の定例記者会見で、今年の市政運営について「浜松をもっと元気なまちにしていく。多くの市民に参加してもらい、ともに支え合う共助型社会の構築に向けて力を尽くしたい」と抱負を語った。

今年初めての定例記者会見で市政運営の抱負を語る中野市長=浜松市役所
今年初めての定例記者会見で市政運営の抱負を語る中野市長=浜松市役所

 この日が今年初めての定例記者会見。中野市長は市政運営の基本方針に掲げる「浜松から地方創生」の実現に向け、中心市街地を含めたまちのにぎわい創出、子供・子育て施策の充実、稼げる産業への構造転換といった「『まち・ひと・しごと』の創生」を一体的に進める決意をあらためて示し、「浜松の元気をさらに加速化する取り組みを進めたい」と強調した。1日から新3区による市政運営がスタートしたことに関しては「行政区再編を契機に、足腰の強い、機動的な対応ができる行政体制を構築し、持続可能な市政運営を実現したい」と述べた。
 また、昨年放送の大河ドラマ「どうする家康」による市内の盛り上がりを継続させるため、同市内で今年開催される「浜名湖花博2024」や「浜松国際ピアノコンクール」に加え、スポーツや伝統文化など浜松の魅力を国内外に積極的に発信し、地域活性化や観光誘客を促進する意向も示した。

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